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DESIGNデザイン

奇才ダンテ・ジアコーザが心血を注いで具現化した最小ボディーに最大のスペース且つシンプルな機能性を追求することで美が生まれた瞬間がまさにFiat 500の誕生であり、その瞬間から50年を経た現在そして未来までも色褪せない存在として人々に愛されることでしょう。

そしてダンテ・ジアコーザを範として一線に君臨するデザイナー諸氏からも今も羨望の眼差しを受ける、この小さくて貧弱とも見える容姿とは別にあの愛らしいフォルムで長期に渡ってイタリア国民の活力の源として一翼を担ったことが、数少ない名車の一台として必ずといって良いほど取り上げられる由縁でしょう。

そのパッケージングの妙、窮みとして存在するFiat 500をいかにそのディテールを残しつつ、現代のハイパフォーマンスレーシングカーに勝つこができるステージを模索することから500 MAXIの‘制作‘が始まった。

EttoreとMassimoのSarandrea親子は或る競技に着眼した。それがオート・スラロームでヒルクライムに似た距離2〜4Kmの公道に数箇所にパイロンを置くことでシケインのような効果をもたらす、競技スキーのジャイアント・スラロームを車に変えたヒルクライム版のような、とてもコンペティティブな競技であり、このステージであれば現代のハイパフォーマンスカーにも十分太刀打ちできると考えた二人は、カロッツェリアとしてSarandrea親子の挑戦が始まった。ダンテ・ジアコーザはもとよりアバルト、ジャンニーニ兄弟など多くの先人をリスペクトする彼らは、500をこよなく愛する一エンスージャストとしてもオリジナル500の素性を十分理解していることから、コペティションと言うステージで過去には演出できなかったことを現代の技術力を以って挑戦したことで、繰り返された試行の中、勝つための新たな機能美を極めた、まさに「MAXI」の名に相応しいフォルムに到達した。そしてその意義としてSarandrea親子はこの500にMAXIの冠を課した。

500 MAXIの大きな特徴は、トレッドをかせぐために大きく張り出したフェンダー、フロントスポイラー等の付加物と、オリジナルボディーとのスケールバランスが絶妙に取れていることは伊達ではなく、コンペティションカーとしての機能を追及されたこのMAXIはイタリア人の持つセンスとインスピレーションが融合したことでこの独特のフォルムが生まれてきたのであろう。


 

COCKPIT コクピット

飾り気の全くないスパルタンなコクピットは妙な興奮にそそられる。ドライバーとエンジンルームを隔てるのはプレキシグラス製のパネルだが軽量化を一番のプライオリティーに挙げていることから、防音は殆どされていない。シートはSparcoのフルバケットシートにSabelt製4ポイントシートベルト、ロールバー、Firemasterの消火装置付き。Momo Corse製ハンドル、Simoni Racing製チェンジレバー、Sparco製ペダルといった完成度の高いコクピットのインテリア。そしてルーフにベンチレーションを兼ねたダイナミック・エアインテークのツインダクト。エンジンがうなりをあげるとコクピット内はまさに戦闘機のコックピットさながらである。

 
MECHANIC メカニック

クロムモリブデン鋼のパイプフレームに2000cc 16Vのスーパーファイアエンジンをマウントしたフレームとロールケージの結合からストラットにリアサスペンション・アンダーフレームと連結されており、それ自体が支柱機能を果たしていることもあり、シャシーを含めオリジナル(フィアット500のパーツはほんの僅ししか残っていない。エンジンルームには、従来のコイル+ショックアブソーバーユニットとその横に、なんとコクピット内から3ポジションに調整が可能な2つの追加ユニットが装備されている。アルミホイール(フロント14インチ、リア15インチ)内には軽量アルミ製キャリパー。ドームバーとアンチローリングバーが車体の安定感をより完全なものにしている。2リットルのスーパーファイアエンジンはその回転機構が軽量化され、タイミングシステム(バルブリフト量最大11mm)、バルブ形状、ウェバー製キャブレターから取り外した40mmスロットルバルブ4つがついた吸入管などの改造が加わっている。トランスミッションはベベルギアを短くし、強靭な銅系焼結合金クラッチを採用。そして、2リットルエンジンに7300rpm、186HPの出力を可能にさせたこのコペティションカーを完成させているのが、追加電子制御ボックスと職人技によるエキゾーストシステムだ。

 
 
  ENGINE エンジン

  • ランチャ・テーマ2000 16V エンジン
  • 軽量化、調整、シャフト研磨
  • フライホイール軽量化
  • オリジナルキャストピストン
  • オリジナル・コネクティングロッド研磨
  • オリジナル・カムシャフト形状変更
  • 吸入・排気バルブ形状改造
  • シリンダーヘッド管加工
  • チャンピオン C59スパークプラグ(4)
  • オイルパンポンプ改造
  • カストロール RS エンジンオイル
  • オリジナル・インテーク・マニホールド研磨
  • 40mmスロットルバルブ(4)
  • ダイナミック・エアインテーク用ダクト
  • オリジナル・エキゾースト・マニホールド改造
  • ワンオフ製作エキゾーストシステム
  • 追加インジェクション制御

 
  TRANSMISSION トランスミッション

  • フィアット・リトモ105 トランスミッション流用
  • フィアット・レガータ100 フライホイール流用
  • 銅系焼結合金クラッチ
  • 最終減速比53/13

 
  BRAKES ブレーキ

  • ディスクブレーキ(4)
  • タロックス製キャリパー(4)
  • ベンディックス製ブレーキパッド
  • カストロール DOT5 ブレーキオイル

 
  EQUIPMENT 装備

  • リアサスペンション・アンダーフレーム及びアーム
  • オリジナル フロント&リア・ショックアブソーバー(4)
  • コクピットから調整可能な車高調付 リア・ショックアブソーバー(2)
  • フロント・アンチローリングバー
  • リア・アンチローリングバー
  • スペーサー(4)フロント&リア・ドーム・バー(2)
  • モモ製 ステアリング
  • OZ製 スーパートゥーリズモ フロント アルミホイール6×14
  • リア アルミホイール7×15
  • エイボン製 フロントタイヤ 6.5/9.5 13
  • 1リアタイヤ 7.5/21.5 15

 
  EXTERIOR エクステリア

  • クロムモリブデン鋼製パイプフレーム
  • フロント・スポイラー
  • リア・スポイラー
  • サイド・スポイラー
  • ルーフ・ベンチレーション
  • エアインテーク
  • プレキシグラス・ウインドー
  • ビタローニ・カリフォルニア製バックミラー

 
  INTERIOR インテリア

  • モモ・コルセ製ハンドル
  • スパルコ製ペダル
  • シモーニ・レーシング製アルミチェンジレバー
  • スパルコ製シート
  • TWR Sabelt製4ポイントシートベルト
  • クロムモリブデン鋼パイプ製ロールバー
  • ファイアーマスター製 消火装置
 
     
     
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